ファッションが難しいと思う理由ってたくさんありますよね。
ファッションを上手く見せたり、そのために上手に色合いを考えたり、着こなしたりと、考えなければいけない事は多い。
ここはファッションが上達したいとなると必ず通るべき道ですよね。あなたのしたいファッションをするのも然りです。
考えられる「ファッションが難しい」と感じる理由は、がむしゃらに誰かのマネをしていたり、とりあえず良いと言われる洋服を着てみたりと試行錯誤しているだけが原因かもしれません。
これではセンスは磨けませんし、難しいと感じてしまう状態が続くかもしれませんね。
なぜなら、この工程ではあなたがファッションをちゃんと理解するのは難しいから。
誰かのファッションは誰かのファッションにしかなりません。
誰かが着ている服が良いと思うのは、誰かが着ているからよく見えるだけです。その洋服を着ただけではあなたが良くなるわけではありません。
こんな状態が繰り返されていては、ファッションは難しいと感じるかもしれませんし、センスも磨かれる事なく、毎日同じ洋服を着るだけになってしまうかもしれませんね。
しかしながら、一方でファッションが楽しいと感じたり、センスを磨ける方法はあります。
その前に、あなたが難しいと感じる所以を知らなければなりません。
ファッションが原因なのか…あなたが原因なのか…
まず、あなたのファッションに必然的に関係してくる事を知らなければセンスを磨く事は出来ません。ファッションを意識する上でまず受け止めないといけないルール(堅苦しくないです)みたいなものがあります。
では、いきましょー
ファッションが難しいと思う理由は何も知らないから

ファッションが難しいと思う理由は大きく2つ。
- あなたがあなた自身を知らない
- 「誰か」しかみていない
ファッションが難しいと感じる理由はこの2つです。ファッションが難しいと感じなくなるためにはあなたを知らなければなりません。
あなたがあなた自身を知らない
あんたがあなた自身を知らないかもしれませんねー。
まずファッション意識する上で大切になってくるのが、あなたです。
これはあなた自身も分かっていると思います。では、あなたの何を知らないといけないのか、まずは体型です。自分の体型を知ると言うのは、SサイズMサイズLサイズということではなく、簡単に言うと裸の状態です。
頭の形、髪の色、肌の色、顔のサイズ、肩幅、手の長さ、手のひら、胸のサイズ、ウエスト、ヒップの大きさ、足の長さ、足のサイズ、足と胴のバランス。細かく何センチという事は知らなくていいですが、どんな体型をしているのか客観的に知る必要がります。
というのも、着たいと思う洋服を着せるのは、あなたの身体ですよね。なのに自分の体型を知らない人って結構いるんですよねー。まずはここからです。
そして、あなたが着たい服を見つけましょう。誰もが着ているような洋服で良いのであればそれで完結ですが、そうではないですよね。
ファッションを向上させていく上で絶対的に必要になってくるのが「あなたが着たい洋服」です。
誰かが着ている洋服でもなく、誰かが選んだ洋服でもありません。
あなたが着たい洋服をあなたが着た時にこの洋服がどの様な系統で、どの様なディテールなのか知りましょう。この答えはあなたしか分かりません。
実は知っているけど、「誰かに理解してもらえるか」、「他の人が何ていうか」などを意識しているかもしれませんね。
これでは、誰かを意識してもあなたのファッションは確立しません。
あなたが誰かを意識しているのか、自分を意識したいのかを理解すると良いかもですね。
もし、その洋服がないという場合は探してみましょう。あなたが着たいと思う服は必ずあります。そういい切れる理由は、この世に”服”というものはあなたが思っている10000倍以上存在します。
なので、片っ端から探していきましょう。実際に洋服を見に行くのもありですが、コンビニにでも行けばファッション雑誌はありますし、図書館に行けば洋服に関する本は山のようにあります。
で、この時の注意点ですが、洋服単体をみるようにしましょう。
モデルと合わせた全体像ではなく、洋服単体でみるがポイントです。目的は見つけることなので、買わなくても全然良いです。
まずはあなたがどんな洋服に惹きつけられ、どんな洋服が好きなのかを知りましょう。出来るならば、着たいと思う洋服があったら、その洋服がおいてあるショップを探して、着に行きましょう。
「誰か」しかみていない
2つ目の理由として、「誰か」しかみていないかもしれませんね。誰かというのはあなた以外の存在です。
誰かしかみていない状態は”あなたの”ファッションがずっと分からない状態が続きます。
あなたの着たい、着こなしたいスタイリングしたいという気持ちをほったらかして、誰かのファッションになりたいという事が優先的になっています。ちょっときつい言葉になりますが、その誰かにはなれません。これはファッションに限った話ではないです。
この状態はファッションが難しいと思う事が続き、センスが磨けない要因になります。当たり前ですよね。
他人のファッションはその人だからよく見えるだけであって、あなたが同じファッションをした時にその様に見えるかと言ったらそうではありません。というのも、あなたの身体はその人と全く同じではないから。
その人のファッションをあなたのものにするには、”あなた”を知る必要があります。
あなた自身を知った先に着こなしや、色合いであなたのファッションを確立させることができ、そして、あなたの魅力がファッションから湧き水の様に湧いてきます。
人間は誰でも生まれて間もない時から服を着ている

センスの話ですが、服は誰でも生まれて間もない頃から着ていますよね。
この洋服にどれだけ意識を置いてきたか。ここがポイントです。
ちょっと小話ですが、小学生から洋服を着ることが楽しかった少年は、誰よりも先に洋服の魅力に気づいた。その魅力に気づいて、友人達がゲームを買って楽しんでいる中、洋服やファッション雑誌に釘付けになっていた。そなん事を繰り返し、いろんな洋服を着て、身体の変化と共に洋服を楽しみ、自分のファッションを誰よりも意識して着る。
あなたは前者に当てはまるかもしれませんね。
ただ、あなたがファッションに魅力を感じたのが「今」か「幼少期」だっただけの話です。今気づいたのなら今から動きましょう。
幼少期から洋服を意識して、周りがゲームのセンスを磨く中、ファッションのセンスを磨いていた少年とあなただと、そりゃ差が出ますよね。
ファッションにセンスはあります。ただ、センスを磨いてきたか、磨いてこなかったか。センスがないと思う人は磨いていないだけ、もっと細かくいうと自分のファッションを知らず、その磨き方をしらないだけ。
大人になると変な固定概念が入るんですよね。どんなファッションが正解かとか世間の正解とか、モテるとか、自分の声をそっちのけで。これが厄介なのですが、これらを意識することはあまり良い選択ではないですよね。自分を磨くか磨かないかだけなので。
小話で話した少年との差でなくとも、あなたが「ファッションセンスがあると思う人」「おしゃれだなと思う人」との差は「自分自身のファッションを意識して触れ合ってきた時間の差」です。
毎日着る洋服がどれだけ生活の重要な一部と捉えて、ファッションをちゃんと意識してきた差です。
センスがないわけではありません、磨いていないだけ。
そして、センスがあると言われる人は、自分自身のファッションを磨いてきただけ。
これだけです。
なので、あなたが今ファッションを意識しているのであれば、あなたのファッションを磨きましょう。そのためにあなた自身を知って、ファッションにもっと素直になりましょう。
センスの磨き方「まずは1歩目から」いきましょう

では、ちょっとだけ私が考えるセンスを磨く上で知って置くべき事と、磨き方を説明致します。ここでの話はスタートラインを切るために靴紐を結ぶぐらいの話です。
そもそもファッションに正解はない
ファッションに正解はありません。といいますか、全て正解です。ファッションにはルールもなければ、何を着てもいいのです。故に自由です。同じである必要なんてありません。
誰かのファッションの正解があなたの正解かは分かりません。という事は、誰かの正解もあるし、あなたの正解もあるという事です。他人のファッションを否定する不届き者が多くいますが、これはその人の正解で答え合わせしているだけで、誰かの正解に当てはまるかは分かりません。
なので、あなたのファッションを追求し、あなたの正解を追い求めてください。
ただ、それが周りから理解されるか…という心配もあるかもしれません。
ただ、ファッションにおいて、評価はつきものなので考えなくていいです。
ファッションにおける評価の話
ファッションには評価はつきものです。どんなにあなたが正解だと思っても、不評である事もあります。100人中100人が正解というファッションは存在しません。
必ずあなたのファッションに対して存在する3パターンの人間がいると思ってください。
- 悪い評価をする人
- 良い評価をする人
- 評価をしない人
このパターンにしか属しません。どんなファッションをしようとこの3パターンの人が存在します。という事は、世間を気にする必要ってないんですよね。といいますか、ずっとお伝えしているファッションって他人のためにする事ではないので。
そして、あなたがあなたのファッションを磨くことで、割合が変わってきます。
初めは…
- 悪い評価をする人:33%
- 良い評価をする人:32%
- 評価をしない人:45%
ぐらいですかねー。
これがあなたのファッションを確立し、あなあのファッションを追求する事で…
- 悪い評価をする人:5%
- 良い評価をする人:43%
- 評価をしない人:52%
このくらいになります。この数字に近づくためにはあなたのファッションを追求する以外ありません。
悪い評価をする人は少ないだけで必ずいます。そして、評価しない人が増える理由は、悪い評価をしていた人が、評価しない、評価できない人になります。そして、あなたの周りには自分自身のファッションを確立している人だけが集まりまってきます。自然の原理原則みたいなものです。
なので、どんどんあなたのファッションを磨いていきましょう。
圧倒的に足りないのは着るという行動

ファッションセンスを磨く上で、もちろん大切になのが、色合いや着こなし、スタイリングですよね。これらは本当に大切です。
ただ、あなたは圧倒的に「洋服を着る」という経験が少ないはずです。なぜならこの記事にたどり着いているから。
だからといって片っ端から洋服を買って着てくださいという事ではありません。
自分がいいなと思った洋服は必ず着る事です。これって洋服を買わなくても出来ますよね。
洋服単体でみて良いと思ったら着る。あなたが着た状態で鏡で洋服をみる経験が少ない。
着る事を繰り返していると、あなた自身が洋服を着る事でどの様にみえるか、そして、洋服を見ただけであなたが着た状態のシルエットや、どの様なスタイルになるか、あなた自身であなたをリアルにイメージ出来るようになります。
また、どんな洋服が自分の性格キャラクターに合う合わないも分かってきます。どんな洋服なら合わせられるなども分かるようになりますよね。
もちろん、始めからどんな洋服が合うか合わないか答えを誰かに聞く事もできますが、毎回聞く事って不可能ですよね。なぜなら、洋服は一生着ますし、常日頃来ます。その都度その誰かはいません。
着る経験は色合いや着こなしに関係する事のほとんどを体感出来ます。洋服自体を自分のものにするのだけで終わるのではなく、その洋服であなたのファッションを表現できるようになります。
どんどん着ていきましょう。
まとめ
今回は、ファッションが難しさやセンスの話をさせて頂きました。
あんたがあなたのファッションを楽しめる事を願ってます。
ではでは、最後にベルサーチの素敵な言葉を贈りますね。
「流行に夢中になってはだめ。ファッションにあなたを支配させてはだめ。その着こなしと生き方によって、あなたが誰で、どう見せたいかは自分で決めればいい」
―ジャンニ・ヴェルサーチ source:https://www.harpersbazaar.com/jp/