ファッションは魅力に溢れています。
といいますか、ファッションには魅力しかありません。
ただ、あなたはファッションの何が知りたいかファッションでどうなりたいのかで、目的が変わってきます。
- ファッションの魅力が知りたいか
- ファッションで魅力的になりたいか
2つの意味は類似している部分もありますが、大枠意味としては全く異なります。
そして、あなたの目的が何なのかで、大きく行動は変わっていきます。
まずは、あなた自身がどちらを求めているのかはっきりさせましょう。
今回はその両方の魅力について話していきます。
ファッションは魅力しかありません

ファッションは魅力しかありません。
ファッションの魅力を追い求める事と、ファッションの正解を追い求める事は違います。
誰かが求める正解を表現するのか、あなたの正解を表現するのかで全くファッションが変わってきます。まぁ、私はどちらでも良いと思ってます。
あなたのファッションへの考え方は否定出来ないので。
ただ、私が考えるファッションの魅力は誰かが求める正解も表現できるし、自分が求める正解も表現できます。変幻自在です。
ファッションは自分の世界を作れる
ファッションはいろんな言葉で表現されます。
鎧と言う天才もいれば、自己表現という天才もいる、私のファッションがトレンドという天才もいます。
ファッションはたくさんの表現ができ、たくさんの正解がある。ただ、ファッションを語る人達は私も含めて共通している事があって、それが自分の世界観にファッションがあるという事です。
決して誰かのためにファッションをしているわけではないという事。
これは、ファッションにおける醍醐味でもあり、私は答えだと思っています。
絵とかなり似ている

私がファッションを語る上でちょいちょい小出しにしているファッションの考え方がります。それが絵です。
ファッションはかなり絵と似ています。似ていますが一緒ではありません。
真っ白のキャンパスに絵を描く。道具は自由ですし、描き方も自由です。これで完成するのが自分の絵ですよね。
この完成された絵を他人がどう評価しようと、絵として成り立ちます。正解がありません。
もちろん、その絵を見て最高の作品だと言う人もいれば、最低の作品だと言う人も現れます。
それが絵です。大切なのは、何処に焦点を当てるかです。
自由に絵を描き、自分の満足のために絵を描くか。
絵を描いた先の評価をしてくる人達のために絵を描くのか。
ただ、どちらにせよ最高の作品だと言う人もいれば、最低の作品だと言う人も現れます。
結果変わらないのです。
だったら、自由に絵を描き、自分が満足するかに焦点を当てたほうが良いですよね。
これはファッションも同じ事が言えます。では、今の話をファッションに置き換えてはなしていきます。
あなたにファッションアイテムを付け加えて、ファッションを完成させる。完成させるために使えるファッションアイテムは自由、着方(着こなし)も自由です。これがファッションです。考え方としては絵と同じです。
- あなた=真っ白のキャンパス
- ファッションアイテム=道具
- 描き方=着方
そして、絵がうまくなるために行う過程も結構似ています。
ファッションも同じで、あなたが着たい服で、着たいように着る。
これがファッションの魅力です。
その完成したファッションには必ず低評価、高評価してくる人間がいる。
仮に、自分が誰かの正解を求めたファッションをしたとしてもこの結果は同様です。
ファッションで魅力的になりたい方
ファッションで魅力的になる方法ですが、ちょっと厳しい話になると人の魅力はファッションどうこうでどうにかなるものではありません。というのも、ファッションは如実にあなたがでます。ここが絵と違う点で、キャンパスに描く絵には描いた人は映りませんが、ファッションは必ずあなたと共に存在します。
という事は、ファッションが魅力的な人は、人間としても何かしらの魅力的な部分があり、ファッションでその魅力の見せ方を知っています。
ちなみにあなたにも必ず魅力があります。まずは、着こなし色合いの前にあなたを探りましょう。
自分の正解を知る見つける
先程、絵の話をしましたよね。簡単です。
あなたの描きたい絵を描けば良いです。
それがあなたの魅力になります。
好きな道具を使って、好きな方法で、好きなように描く。
ここが最初の一歩になり、ここが分かればファッションであなたの魅力を出す事が出来ます。
自分をちゃんと知る

自分を知らなくてもファッションは成立しますが、魅力に関して言うのであれば成立しません。
自由にファッションを楽しみ、自分の満足のためにファッションを完成させるか。
ファッションを完成させた先の、評価する人達のためにファッションをするか。
少なくとも私は、前者にしか魅力はないと思っています。
ファッションではなく、魅力の話をするのであれば、それはファッションのせいではないです。
仮にファッションを完成させる事で魅力が生まれるのであれば、ファッションが必要ない場面で、その魅力はなくなってしまいます。
ファッションが魅力的に見える人は、ファッションから洋服が好き、自分が好きという人としての魅力が滲み出ているからだと。
ファッションで魅力的になるというよりは、あなたがファッションで自分の魅力を引き出せるようにまず自分を知ることが大切です。
あなたがほしい魅力って自分を好きになる事かもしれませんし、
自分の自信をつけるためにファッションを使うという事かもしれません。
どんな理由であれ、自分が本当は何を求めているか知る事が必要です。
ただ、自分を知るきっかけとして、ファッションを通してあなたが何を求めているか知る事も出来ます。内容は違うのですが、ファッションの目的を記事にしているので、良かったら読んでみてください。
ファッションの魅力を知りたい方
視点を変えて、あなたがファッションで魅力的になりたいのではなく、ファッションの魅力を知りたい、ファッションを知りたいという賢者ならば私がおすすめ出来る事は2つです。
- 今着ている洋服の”既に”を考える
- 当たり前の洋服は実は当たり前ではなかった
この2つになります。これは個人的にファッションの魅力であり、面白いと思う部分なので、もしファッションの魅力や面白さを知りたいとおもっているのなら結構おすすめですよ。
今着ている洋服の”既に”を考える

今着ている洋服は既に何年も前にデザインされた服であることが多いです。
これ個人的にめちゃくちゃ好きなファッションの楽しみ方です。
この”既に”を考えるとファッションのいろいろな魅力を知る事が出来ます。
ファッションは必ず誰かがデザインして、そのデザインが派生した洋服が多いです。
で、その先駆者となるのがトップデザイナーと言われる人達です。要するにパリのコレクションに出るようなトップデザイナーです。
彼らが作ったファッションの殆どが今の世の中に派生して生まれています。
例えば、ファストファッションのようなお店ですよね。
今着ているあなたの洋服や、洋服の色に関して言うのであれば、もともと既にムーブメントが着ています。それらを考えるとファッションの奥深さが分かりますよね。
他にも同じ様な考え方なのですが…
今はトレンドの移り変わりってかなり早いです。なぜトレンドの移り変わりが早いのか、それはファストファッションと情報社会になったのが1つの原因だと思います。
ファッションを知っているというより、この人がこの洋服を着ていたからと言う理由での移り変わりですね。そしてそも情報がファッション誌だけだった昔と比べて、今はどこでも手に入れれます。
例えば、情報発信に力がある人間が、何かしらで自分のコーディネートの発信をしたとしましょう。
すると、その情報発信者のファッションがトレンドになる。するとトレンドが変わり、そのトレンドの傾向に合わせて、資本力強めのファストファッション勢がこぞってその洋服をつくる。
この様にトレンドの移り変わりがめちゃくちゃ早いです。
ですが、実はその発信者が選んだ服は、トップデザイナーがコレクションで何年も前にデザインした洋服で、そのデザインがブームになり、資本力にモノを言わせた格安の洋服であるファストファッションに変わり、皆さんの手に行き届いたものだとすると…。
目にとまる洋服を既に誰かが何年も前に作っていたと考えるとファッション本来の面白さや、ファッションの魅力が分かりますよね。
本気で洋服をデザインしている人達の魅力も知れます。
当たり前の洋服は実は当たり前ではなかった

今は当たり前として日常生活に使われている洋服は実は当たり前ではなかったりする事とかあるんですよね。例えば、デニムです。ジーンズですね。
「デニム」と今は言う事が主流ですが、ジーンズが主流の時期もありました。
といいますか、デニムは生地で、ジーンズがデニムを使ったズボンです。
で、このジーンズが、元々日常生活で使われていなかったファッションアイテムです。
実はアメリカの鉱山で働くおっさん達が作業服として使っていた洋服です。
ただ、この作業着、作業をする上でポケットが弱かったんだしょうね。
そこに目を付けた、リーバイ・ストライウスさんがポケットをリベットで強化したジーンズを販売しました。
このジーンズが鉱山で働くおっさん達に好評で瞬く間に、作業パンツとして鉱山のおっさん達がこぞって履くようになったそうです。ちなみにこの段階ではまだ世に出回っていません。
そして、当時俳優として名を馳せていたマーロン・ブランドが「乱暴者」「理由なき反抗」でジーンズを着て映画で主演を飾ります。すると、それを見た若者が、反抗的な象徴としてジーンズを日常的なファッションに取り入れたのが始まりです。今の世の中と流れは一緒です。
この様にジーンズは昔は鉱山で働くおっさん達の作業着だったわけです。
今は当たり前の様に着ていますが、当時の人達がみたら反抗的な人が溢れかえっているわけです。
ちなみに、ポケットをリベットで強化したリーバイ・ストライウスさん、世界的ジーンズであるあのリーバイス社の創業者ファミリーの1人です。
歴史を知る事も、ファッションの魅力所ですよね。
この様にファッションの魅力を知る事はいくらでも出来ます。
もう1つ言うのであれば、トップデザイナーがデザインした洋服の歴史とか見てほしいですね。
もちろんファッションが全てではないですが
もちろん、自分を知ってファッションを知って、魅力が増してもそれが全てではないです。
ファッションで損することがあって、ファッションをけなされ様が、それであなたの素敵さや良さが決まるわけではありません。私はファッションに力を入れる必要がないなら、それはそれで全然ありだと思います。それがその人のファッションです。
ただ、ファッションを意識すれば得しかないです。
なので、ここからは私がファッションで得した事を話していきますね。
私がこれまで損しなかった事

ファッションがうまくなれば損しません。これは絶対的な法則です。
特に自分自身と自分のファッション、洋服がマッチした瞬間は最強です。
私はこれといった特別な能力があるわけではないですが、これ「得してるな」という事が人生で2つほどあります。それがファッションと字がきれいな事。
字に関してはずっと書道を習わせてもらっていたってのもあるのですが、デジタル進行気味になって字を書く事めっきり減ったとのですが、ひょんな時に字を書かないといけない時があると必ずと言っていいほど驚かれますね。失礼ですよね。笑
ファッションもこの感覚すごく似てます。
雑誌にスタイリングを載せていただいたり、ファッションを教えてほしいなどと評価を得てきたのですが、別にファッションは評価を得れなくてもいいし、出来なくてもいいでと思ってます。
人間にとって洋服は欠かせない人生ですが、洋服は着れればいいというのも間違いではない。
ただ、ファッションを知っている事で、着こなしを褒められると純粋にとファッション好きで良かったって思えます。しかも、洋服って毎日着るので毎日自信になりますよね。
ただ、洋服単体を褒められたら、別です。
それは洋服を褒めているだけなので、デザイナーさんに感謝ですよね。
こんな些細な得がありますが、実は他にもファッションは大きく得をします。
ファッションは覚えればプラスしかない
いかなる場面でも、洋服って着てますよね。
という事は、いかなる場面でもマイナスがありません。
例えば、デート、パーティ、仕事(スーツ)、面接など
印象が重要視される場面、人は無意識に他人を評価しています。
メラビアンの法則をご存知でしょうか?人は無意識に人を見た目で判断する生き物らしいです。
このメラビアンの法則に関して少しお話すると…メラビアンの法則とは、第一印象は見た目でほとんどが決まってしまうという事です。
話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%というデータがあります。人間って面白いですね。
もちろん、コミュニケーションより見た目が大事というわけではなく、この法則はコミュニケーションを取る以前の話なので、感覚的に通りすがりの人、今からコミュニケーションを取ろうとしている人、職場にいる人、学校にいる人を見た目で判断する。
コミュニケーションで挽回すれば良いと思うかもしれませんが、第一印象はコミュニケーションを取る前に人を評価してしまうので、好感度のスタートがファッションを理解している人と理解してない人では差が出ます。
ただ、この法則が全てではありませんが、知っておくだけでマイナスはないですよね。逆にファッションを意識しておけば、得しかないという事です。
これを聞いてどう思うかはあなた次第ですが、ファッションはすごく奥深く、たくさんの面でプラスに導いてくれます。
特にあなた自身がファッションに魅力に気づいた時、プラスを実感するでしょう。
ファッションの魅力を追求するあなた
ファッションを知る事は大いにおすすめです。
ただ、自分がしたくないファッションは逆にあなたに自信をなくし、あなたから楽しさを奪っていきます。自分に正直に、ファッションの魅力とあなたの魅力と向き合ってください。
まとめ
今回はファッションの魅力についての記事を書かせて頂きました。
ファッションは知れば知るほど面白いです。
ではでは。